白原「だーれだ」
主人公「……は!?」
主人公「ちょ、だれ…………って、白原くんッ!!!!」
白原「当たり」
主人公「な、ななななな何で白原くんがッ!?」
白原「何で……って酷いな。君が俺を呼んだんじゃない」
主人公「え゛ッッ!! 私が!?」
白原「そうだよ」
白原「嬉しいよ。君が自分の夢に出演依頼をくれるくらい俺のこと好きだったなんて」
主人公「違います! それ勘違いです!!」
主人公「はっ……!」
主人公(いや、まて自分)
主人公(夢は自分の欲望が顕著に出ると何かで読んだ事があるぞ?)
主人公(あれ、でも別に白原くんなんて好きじゃないって……
そんなに夕方のインパクトが大きかったか私ッ!?)
白原「勘違いなんてつれないな……。それとも俺を試してる?」
主人公「きゃ……! って白原くん何処さわってますか?!」
白原「どこ? ……さあ、どこだろうね?
……自分の体のことは自分が一番知ってるんじゃないの?
……ほら、こんな風に……」
主人公「ひゃあッ!!!!」
白原「くすくすくす……」
主人公「ッ!! し……知ってません!!」
白原「……君は本当に頑固だなぁ。ま、そういうところが可愛いんだけど」
白原「いいよ。君が素直になるまで、俺が相手してあげるから」
主人公「えッ!!」
白原「……その代わり、すぐ降参なんて面白くないことしないでね?」
主人公「な、何で…………」
白原「折角、こんな可愛い反応してくれるのに、すぐ俺に屈服したらつまんないだろ」
主人公(ドS発言きちゃったーーーー!!)
白原「…………良い匂い」
主人公「や……やめ……」
主人公(っていうか、何でこんなことに!?)
主人公(しかも、どうして夢なのに感覚がッ!?
さっき、つねった時にはなかったのに!!)
白原「くすくすくす……顔、真っ赤だよ」
主人公「だ……誰がそうさせてるんですかッ!!」
白原「大丈夫だよ。ここには誰もいないから」
白原「俺と君だけ……逃がさないよ?」