西村 あかり -にしむら あかり-
cv.長沢 美樹


物語の主人公。
天鳳高校1年生、風紀委員所属で委員会活動には真面目に取り組む。
双子の弟がいる。
十年前に母が他界し、現在は父と弟の3人くらし。
母の形見のペンダントは、代々天野の家に伝わる特殊な石で、
弟(ふみ)の説明によれば、尋ね人の場所がイメージとして沸いたり、
強く願えば人の記憶の中に入れるようになるらしいのだが…。

チェリーブロッサムにて「澤村寧音」の友達として登場しているキャラでもある。




匣 耕介 -くしげ こうすけ-
cv.岩永 哲哉


天鳳高校1年生で、あかりのクラスメート。

さらにあかりと同じく風紀委員会に所属しているのだが、そりが合わないのか鬼門とされているのか、今の今までほとんど話したことがない。

性格は人見知りするタイプではないが、気の許せる友人としか会話しないらしく、そうでない人間が話し掛けてもそっけない対応しか戻ってこない。
猫のような人間である。

部活は美術部所属。
あかりの友人の広瀬や、同じ風紀委員会の和原と仲が良い。


「…君って、本当に無神経な人だな」




早乙女 篤 -さおとめ あつし-
cv.石田 彰


天鳳高校OBの19歳、自称『学生時代は真面目な青年』。
その真面目な青年は、現在花屋でバイトをしているフリーターでもある。

その青年はさらに厄介なことに、自称『フェミニスト』でもあり、花屋としての接客態度は、女性客と男性客との間に、かなりの隔たりがある故、それをいつもバイト仲間に怒られている。

人の話を良く聞かず、本人に悪気は無いのだが、独断専行の気がある。
女性関係もそれによる失敗が多いらしい。

卒業前には生徒会にしていた経緯もあり、片桐哉莉や萩原光輝などの現生徒会の面々とも顔見知りである



「それなら、今日は一日、俺に付き合ってもらおうかな。それでいい?」




花邑 創
-はなむら はじめ-

cv.杉田 智和


天鳳高校2年生。

母の静養のため、家族三人、田舎に引っ越す予定だったのだが、いろいろな悪条件が重なり、なぜか現在、近くの灯台で一人寝泊りしている。

生活費を稼ぐためなのか、バイトに心血を注いでいる。

お金はそれで稼いでいるはずなのだが、なぜか常に空腹状態で、学校でもふらふら廊下を歩いている姿をしばしば目にする。

食事はというと、海で昆布を採ったり、バイト先のコンビニの余り物を貰ったりして食いつないでいるらしい。

あかりの友人、有希と何か因縁があるらしいが……。



『…君に、一言お礼がいいたくて。それで電話したんだ』




西村 ふみ -にしむら ふみ-
cv.関 智一


天鳳高校1年生。主人公、あかりの双子の弟。
あかりと二人で、毎日のように低レベルな会話を繰り広げている。
が、外面がよく、成績もよく、姉とは反対に世渡り上手である。

顔はどことなく姉弟なので似ているのだが、利発そうに見える顔のせいか、人からはよく似ていないといわれる。

六歳までは、母方の実家である天野の家に預けられていた。
また母方の血筋があかりより濃い為、見えなくてもいいものが見えたりする。



「…まぁ、その間抜け面見たら安心したよ。もう大丈夫みたいだな」




沢登 譲 -さわと ゆずる-
cv.小野 大輔


女装の風紀委員長。
風紀委員部下いわく風紀史上、最大の汚点らしい。

沢登が委員長になってからは、ほとんどの役員が沢登の奇行や傍若無人振りについていけず仕事を放棄。

現在、律儀に来ているのはあかりと匣のみである。

人のふりみて我がふり直せないタイプで、まとまりかけた話を無意識的に壊す事が良くある。

あかりと二人で2大トラブルメーカー。



「僕は常に幸福すぎてうち震える小鳥の如く、天地の安寧を願っていますが」




篠井 有希 -ささい ゆき-
cv.沢城 みゆき


天鳳高校1年生。あかりのクラスメイトで友人。

演劇部に所属していて花好きでもある。
自己主張が得意で無くおっとりしているが、おかしいと思ったところにはきちんと突っ込む。

運動が余り得意ではないが、それを努力で補う頑張り屋。

花邑にだけは何故か険悪な態度を取る。



「あら、おはよぅ」




広瀬 希世子 -ひろせ きよこ-
cv.岡村 明美


天鳳高校1年。
有希とあかりのクラスメイトで友人。

美術部に所属し、そのためか匣とは仲が良い。

遅刻が多く成績も少々悪いが性格は活発的で明るい。

友人の田町、三橋と三人でクラスのムードメーカー的存在でもある。

かっこいい男の子を見れば、素直に喜ぶというごく普通の女の子。

うわさ好きで結構情報通。芸能通でも有り少々ミーハー。



「ちょっーーーと!!2人とも何のんびりしてんの?!!!」




澤村 寧音 -さわむら ねね-
cv.沢城 みゆき


桜苑学園1年生。
チェリーブロッサムで登場した桜苑学園は、近隣高の白鷺女学院と合併し寧音の代から共学になる。

寧音とは幼稚園の時に交流があり、以後電話や文通として現在に至る。

料理上手で性格も気取らず、器量良しと、三点拍子そろって文句の付けどころも無い性格。
しかし、天然な寧音の視界にはそれらが入らず、玉砕した少年達の屍が彼女の通ってきた道に累々としている。

チェリーブロッサムでは澤村高耶の妹として登場。



『お兄ちゃんもいってるもの。フェアじゃないケンカはするなって』




堤 千弦 -つつみ ちづる-
cv.坪井 智浩


演劇部所属でふみと同じクラスの少年。

表向きの性格は常に軽く、人を振り回し「おまいさん」などと呼ぶ。




「お前が姉さん支えてやらないで誰が支えるんだ?」




勅使河原 京香 -てしがわら きょうか-
cv.岡村 明美


天鳳高校2年。演劇部部長。

有希とは先輩後輩の仲である。




「風紀委員ということは、見回りですね。お疲れ様です」




匣 里都 -くしげ りつ-
cv.岡村 明美


父親が入院した病院で知り合った女性。

体を壊し、現在南青瀬総合病院に入院中。




「は、は〜ん?さては、私が東吾さんに色仕かけしてないか、心配?」




土師 先生 -はじ-
cv.坪井 智浩


あかりのクラスの担任で国語教諭。
既婚者でヘビースモーカーでもある。

生徒からはなぜか教授と呼ばれ親しまれている。

授業中もくわえ煙草で授業をするが、特に誰かが何かを言うことは無い。

チョークの粉よけの為と言う理由でなぜか国語教諭なのに白衣を着ている。




「うん。じゃあみんな席に着いてー。出席確認するよー!」




内沼 -ぬいぬま-
cv.鈴木 達央


あかりと同じく、風紀委員会所属の少年。

常によくわからない日本語を話し、常に乃凪に突っ込みを入れられている。

基本的に発想のレベルが低く馬鹿な発言が多い。重ねて頭も悪い。

雨宮の任期終了後、あみだクジで委員長に沢登が決まった後は一切の仕事を放棄し今にいたる。




「ちょっと!俺の目見て話してよ!!男らしくないよ!!ほら!」




乃凪 -ないなぎ-
cv.杉田 智和


あかりと同じく、風紀委員会所属の少年。

常識人であるが故、おかしな人間の集まりでもある風紀では突っ込みが冴え渡る。

内沼とは一応は友人で不本意ながら、ヌイナイとまとめて呼ばれることが多い。

内沼同様、雨宮の任期終了後、あみだクジで委員長に沢登が決まった後は一切の仕事を放棄し今にいたる。




「ぐ、ぐえ!!おぃばか!無理に首捻るんじゃねぇ!!」




和原 -かずはら-
cv.今村 卓博


あかりと同じく、風紀委員会所属の少年。

耕介、希世子とは友人関係にあり、とても仲がよい。

普段は融通の利かない天然な少年。

しかし一度雨宮(前風紀委員長)を見つけると例え火の中水の中といった調子で絶叫しながら地の果てまでも追いかける習性がある。



「真理子せんぱぁーいい!!!!!」






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