「皆元気だったか! 久し振りのみにどこ9回目始まっちゃうよ!」
「皆さんお久し振りです。お元気でしたか?」
「適当に元気だった」
「それは良かったですね」
「もう少し感情込めてよ小田島先生」
「おや、そういえば戸神くんがいませんね」
「奴ならキノコ採取に出かけた。水城こそどうしたんだ? いないじゃないか」
「一陽なら“嗚呼、いとしのカエリーナタン第一期DVDBOX”を買いに行きました」
「…………」
「最近の女子高生を勉強するそうです」
「誰かその情報源自体が間違っていると指摘してやってくれ」
「先輩はしないんですか?」
「だって水城 “ぎッ” って睨むから怖いんだもん!!」
「しかしどうしてまたカエリーナタンをチョイスしたんだろうな」
「いろいろ説明はされましたけど、
 結論としてはああいうのが好きなんだろうなって思いました」
「お前は否定してやれよせめて。……で、話が脱線し始めたな」
「ああ本当だ。ご感想に対するお返事でしたよね?」
「お便りくれた皆様お待たせしましたー! 遅くなったけど答えちゃうぞー☆彡」
「まずは掲載OKをくれた黒鈴零さんからの質問だ!」
「その前にお手紙のお礼を言わないと駄目ですよ、先輩」
「確かにそうだな。ありがとうございました!」
「黒鈴さんは、WEBアンケートの時に沢山ご参加いただきましたね」
「え? “黒 鈴零”さんじゃないのか?」
「え? “黒鈴 零”さんじゃないんですか?」
「あ、大穴で“黒鈴零”さんかもしんない」
「えーと……」
「よし、とりあえずフルでお呼びしよう。で、頂いた質問だが」
「読みます。
 “千木良くんの身長が烏天狗verで伸びたのは何故ですか? 残念です……”」
「残念!? 低すぎて残念とかなら聞くけど、珍しいな」
「で、ご回答お願いします」
「“実は戸神の幼馴染という初期設定が生きている頃身長設定を致しまして”」
「はい」
「“結構ストーリーを根本から変えたので、
 身長設定を少し高くしようと思ったんです”」
「はい」
「“でも、その時既にサブキャラの情報を公に開示してしまった後で”」
「……そういう理由で、変更できなかったという訳ですね」
「“ええ。
 そんないろんな思いが混み合って、千木良の身長は烏天狗verで伸びました”」
「酷いですね」
「本当だな。
 “乙女は身長が高い方が好き”という漠然とした概念の下でもあったらしいが」
「誰から教わったんですか、その情報は……」
「知らん。後、おまけ。
 実は最初の頃は葉村、広瀬、空閑の身長は175cm設定だったらしい」
「そうなんですか? 皆さん、どうして今の身長に?」
「忘れたけど、なんか嫌になっちゃったんじゃないか? いろいろ」
「また適当な……さて、次に行きましょう。
 “法月くんルートで菅野さんが○○になりますが”」
「散々ネタバレしといて、何故そこだけ濁す」
「僕なりの配慮です。……“彼女は一体なんの妖怪になったんですか?” と……」
「凄いな。こんな細かいこと考えてくれる方いらっしゃるんだな」
「ええ、嬉しいですねえ」
「では、ご回答を」
「これはあの場で水ノ鎮魂祭を行った千木良くんのみが知ってる情報ですね」
「あー……なるほどな。戸神も千木良に烏○狗にして貰ったんだったっけな」
「浄化能力を持つ、何らかの妖怪でしょうね。
 これは皆さんの趣味の解釈でよいのではないかなーと思いますが」
「答えが欲しいって言ってるのにその回答……」
「僕は個人的にはラストが事細かに書かれているよりは、
 想像の余地がある方が好きですけど」
「……という訳で、なんでもありが正解でいいと思います」
「俺以上に酷い回答じゃないか!」
「気のせいです」
「まったく……で、質問はこれで終わり?」
「いえ、他にも頂きました。気軽に答えることができなさそうなのが二つ程……」
「あら」
「他作品に関わることだったので、
 その作品の企画の方にメールをお出ししたのですが、返答が戻ってこず……」
「嫌われてるんじゃないか?」
「悲しくなるんで止めてください。
 ……ええと、もしその方からお返事頂けたら解答させて頂きます!」
「直接聞きに行きゃいいじゃないか」
「お忙しそうだったので声を掛けづらいんです」
「しかし黒鈴零さんも千木良ファンか……。本当多いよなぁ」
「拗ねないで下さい、大人気ない」
「大人気ないって……俺より向こうの方が物凄く大人なんだけど」
「それはさておき。岡崎くんの情報が欲しいと書いてありますね」
「あー、割りとあるよ岡崎の情報。攻略キャラにするつもりで作ったからなぁ」
「ラフイラストまであって消えたキャラって、後にも先にも岡崎くんだけですよね」
「ああ」
「他には、千木良くんのことを“もずく”と呼んでいらっしゃるそうです」
「身体に良さそうだな」
「斜めな回答ですね、先輩。
 後、千木良くんへのメッセージも頂いたので伝えておきますね」
「心温まるお手紙ありがとうございました。
 カエル部屋は爆発しましたが、こちらは不定期ながらももう少し頑張りますので!」
「はい。
 せめて、頂いたアンケートのご質問全てにお答えしてから爆発したいと思います」
「お前、俺のボケにボケを重ねて……」
「え?」
「この天然さんめ!」
「金曜固定で頑張るんじゃなかったんですか?」
「そこに食いつくんだ……。
 まあ、なるべく頑張るらしいので、
 原稿を落とさないように祈ってて下さいってことで」
「……さて、
 他の方へもお返事するはずでしたが、先輩の所為で時間がなくなりました」
「小田島先生酷い! ……という訳で、待て次回!!」
「お返事までに時間が掛かりすぎてごめんなさい。
 それではまた次回お会いしましょうね」
「次も俺の出番あるかな……」
「どうでしょうね?」
「まあ、いい笑顔だこと……」

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